アーユルヴェーダ・ウイズのブログ

最近ニュースでよく耳にする言葉、『大麻汚染』。
１年間の大麻保持で逮捕された人数はなんと２７７８人
しかも初犯の人が８割で２０代が一番多く中には中学生もいたらしい
最近読んでいたインドの本でたまたま大麻について書かれていました。
インド大麻は商業的に栽培されて繊維をとるアサと同じ植物です。アサは人類が最も古くから持っている繊維であるといわれています。また大麻の幻覚作用は早くから知られ、おそらく原始の農耕民が刈り取ったアサを燃やしているうちにトリップしてしまったのであろう…といわれています
幻覚成分はﾃﾄﾗﾊｲﾄﾞﾛｶﾝﾅﾋﾞﾉｰﾙのｱﾙｶﾛｲﾄﾞで、人体に非常に危険をもたらします。
脳の眠っていた領域が活動を始め、感覚は鋭くなり、見えるべきではないものが視え、聞こえるべきではないものが聴こえ、いわゆるこれが幻覚であり目に見える世界が必ずしも不変の現実ではなくなってくるのです
大麻は意識を裡（うち）にむけ〔内部への旅〕ｲﾝﾅｰﾄﾘｯﾌﾟに誘う。つまり瞑想の状態をたやすくつくりだしてしまいます。
インドのヨーガ行者は瞑想するのに大麻を吸って瞑想します。
インドでは幻覚体験を文化として磨き上げきました。薬物がもたらす"平安"のさらなる向こうに広がる世界を開拓することに全力を傾けてきたﾋﾝﾄﾞｩｰ教やインド哲学そのものが壮大なる幻想の体系といえるでしょう。インドで大麻は"神と自分をつなぐ"、"神と一体化する"、糧として大麻は育て上げられたのです神聖なものなんですね。
さらにインドｱｰﾕﾙｳﾞｪｰﾀﾞでは大麻をﾏﾗﾘｱ、敗血症、赤痢、喘息、百日咳などさまざまな疾病に重要な薬草としても処方されているんです
大麻には繊維や食用、薬用などいい面もたくさんあるんですよね
でも日本では法律による厳しい規制を受けています 常識的に物事を理解する社会には当然ですよね。
その上日本では一般的に大麻は覚せい剤やｺｶｲﾝなどの同種の「麻薬」としての悪評のみが一人歩きしてしまっているのが現状です
国の文化や意識、捉え方でこんなにも違ってしまうんですね

なんせ日本人は疲れすぎています…
ストレス大国ニッポンです…
一番癒しに大切な"愛"が足りないんです。

それがこのような結果を生み出したんではないのでしょうか